印刷方式
DTFプリント
生地に直接プリントするのではなく、専用のフィルムにDTF用のプリンターでプリントをし熱プレスで圧着させる方法です。
発色が良くフルカラーでの対応となっており、グラデーション等の表現も可能で、キャラクターのイラストや写真などでよく使用される方法となります。
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DTFプリントによるプリント
専用のフィルムにカラーをプリントし、その上に白インクをプリントし、白インクの上にバインダーと呼ばれる糊粉を振りかけて、DTF転写シートを作成します。
転写プリントよりも発色が良く、基本的にフチなしでも綺麗にプリントが可能です。シートが薄いため、貼った感が薄く、伸縮性のある生地になじんだ仕上がりとなります。
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生地色の影響を受けやすい
転写プリントと比べシートが薄いため、貼った感は薄くなりますが、生地の影響を受けますので色味が少し変わる可能性がございます。
ブラックウェアにホワイトプリントをすると、白ウェアの時よりも青っぽくなります。
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白ズレについて
DTFプリントの場合、カラーをプリントし、その後白を下地としてプリントをするためわずかに下地の白プリントがズレる場合がございます。
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プレス跡について
シートを圧着させるため、高熱で熱プレスを行うのでプレス跡が残る場合がございます。
洗濯を繰り返すと跡は薄くなりわかりにくくなります。
デザインの大きさや湿度に合わせてプレス温度や圧力を調整するのですが、生地によってはプレス跡が目立つ場合がございます。 -
DTFプリンター
DTFプリントはイメージマジックのDTTS-600とDTTS-602のDTFプリンターを使用しています。
DTTS-600は2台、DTTS-602は1台の合計3台を導入しています。
注意点
・金、銀、蛍光プリント等の特殊色のプリントはできません。
・線や隙間が細かすぎる場合は、生地色に似た色のフチがつきます。
・前回と同じデザインで注文いただいた場合でも、湿度や温度、加工機の個体差により仕上がりの色味に違いが出る場合があります。
・シートが薄いため、濃色ボディの場合生地色の影響を受けますので色味が少し変わる可能性がございます。